社会福祉法人千葉福祉会は、昭和56年8月4日に厚生省(現厚生労働省)の認可を得て初代理事長の千葉三二郎氏が私財を投じ、地域の福祉活動充実の願いを込めて設立した法人であります。
翌年の昭和57年4月20日「特別養護老人ホーム千葉福寿園」を開設、以後「栗原市志波姫デイサービスセンター」「グループホームなごみ」「志波姫居宅介護支援センター」を開設し総合的な地域福祉事業を展開して参りました。
おかげ様で39年間、この地域に根ざし、穏やかに笑顔で暮らせる福祉介護施設づくりと「ご利用者の人格尊重とその人なりの自立支援」を目指し、皆様が安心できる生活へのサポートに努めております。
昨今、社会福祉法人の在り方については、イコールフッティング、内部留保、公益的活動、ガバナンス、経営の透明性などをキーワードに様々な議論が交わされております。こうした議論の背景には、社会福祉法人が付加価値の高い社会福祉事業の提供や地域の福祉向上、さらには地域福祉に関して大きな期待を寄せられているものと認識しております。
今後も変わることを恐れず、たくさんのご縁を大切にし、より一層地域にとってなくてはならない存在となることができるよう邁進し続けて参ります。さらには「社会福祉法人だからこそできること」を念頭に置き、その使命を果たすべく努力する所存ですので、今後もご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年8月
社会福祉法人千葉福祉会
理事長 狩野日出夫