本会は昭和56年8月に国の法人許可を受け、昭和57年4月には法人としての最初の事業である特別養護老人ホーム千葉福寿園を開園いたしました。その後、栗原市志波姫デイサービスセンター、志波姫居宅介護支援センター、グループホームなごみを開設し、お陰様で40年間にわたり運営して参りました。
これもひとえにご利用者、ご家族の皆様をはじめ、地域の皆様・関係機関・各種団体のお力添えの賜物と感謝申し上げます。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大による施設の面会制限を行うなど、ご利用者様、ご家族様にはご不便と大変淋しい思いをされていることと存じます。ご利用者に感染させないために職員の感染予防対策はもちろんのこと、感染源を持ち込まないための最大限の努力をしておりますので、どうか今しばらくご理解とご協力をお願い申し上げます。
さて、社会福祉法人を取り巻く環境が大きく変化している中で、私たちは、質の高い福祉サービスを安定して継続的に提供することが求められています。今年度も『信頼関係を深めよう』~地域の皆さんと、利用者様と、そして職場内で~を重点目標に掲げ、地域に根ざし、地域から信頼され、利用者様の尊厳を重んじ、寄り添い、共に生活を送れる施設づくりを目指すとともに、直接利用者様に接する第一線のスタッフ同士が信頼関係を持って働くことが重要である為、スタッフが満足して働ける職場環境を整備して参ります。
本会の基本理念である【誠実・勤勉・報恩・自主自立・節約】を基に、開設以来培った知識や経験、伝統を継承しながら、時代の流れに対応できるよう取組んで参りますので、今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和3年8月
社会福祉法人千葉福祉会
理事長 狩野日出夫